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老人が薬漬けになっている危険性、病気と薬の副作用について

お年寄りで病院通いをしている人は時に何種類もの薬を服用し続けていたりします。
ですが、それだけ薬を服用しているのにずっと体調が優れないという患者がたくさんいます。

そういった患者に薬を全部やめてもらうと体調が好転する、というケースが多くあるのです。
何種類も服用しているのに急に全部やめても大丈夫なのか?と思われるかもしれませんが、薬は服用をやめてもしばらく薬効が続き、なだらかに下降していくので禁断症状が出ることはありません。

薬は毒物です。
すべての薬に副作用のリスクがあります。
少量、短期の服用なら、肝臓や腎臓が毒素を処理してくれることも多いですが、習慣化すると、副作用が確実に現れます。
そして短期でも、少量でも、服用する人の健康状態にも関係なく、薬が毒物である以上、いつ副作用となって現れるかはまったく予測がつきません。

たとえば、水面下で病気が進行していたり、神経系や心臓の生理機能が弱ったりしている場合、服用と同時にショック死に至ることがあります。

何気なく飲んでいる市販の風邪薬でさえ、重大な副作用が出ることがあります。


西洋医学の本場であるアメリカでは医師たちに支持されているテキストに下記のようなことが書かれています。

「できればすべての薬の使用をやめよ。それが困難なら、できるだけ多くをやめよ」
「薬の数が増えれば、副作用はネズミ算式に増える」
「4種類以上の薬を飲んでいる患者は、医学知識の及ばない危険な状態にいる」
「高齢者のほとんどは、薬を中止すると体調がよくなる」

日本では国の薬害防止対策が大変甘く、薬事法の規制もゆるく、その結果あいかわらず、おびただしい量の薬が患者に与え続けられています。

日本に出回る薬の種類は世界的に見ても大変多く、WHOは「270種類もあれば十分」としているのに対し、日本では1万種類以上も認可されています。
日本人の2010年度の医療費総額は36兆6000億円、総薬剤費の比率は約23.6%と概算され、国民ひとり当たりに換算すると、先進国平均の2倍前後のお金を薬につぎこんでいます。

この現状を考えると、もっと薬の取り締まりを強化して消費量を減らすべきなのですが、日本人は心配性な人が多く、ちょっと体調が悪くなっただけでも薬を飲まないと落ち着かない人も多くなかなか薬依存の生活から抜け出せそうもありません。

さらに、複数の医師の診察を受け、どちらも薬も飲んでいる人、さらに市販薬まで飲んでいる人などもいるくらいです。


よく「風邪を治す薬を発明したらノーベル賞もの」と言われます。
風邪のウイルスは200種類もあり、DNAも変化しやすくなっています。
今はやり始めた風邪のウイルスのDNAを解析するだけで日数がかかり、ようやく薬が完成したとしても、すでにウイルスの遺伝子が変異しているから効かないのです。

では、市販の風邪薬や、医者がくれる薬はなんなのでしょうか?

それらはすべて「症状を一時的にやわらげる」目的で使用する薬です。
市販の風邪薬には、セキ、発熱、のどの痛み、鼻水など風邪の代表的な症状を抑える成分が、少しずつ入っています。
医者がくれる薬は症状別になっています。

どちらも飲むとしばらくの間は症状が軽くなるのですが、時間がたつとまたぶり返して、また薬を飲むと少し楽になって、の繰り返しでスッキリしない状態がダラダラ続くと思います。
風邪をひいたときのセキや熱という症状はウイルスと体が戦っている防御反応なのです。
風邪ウイルスは熱の弱いため、体温が上がり、セキやくしゃみで体内のウイルスを体外へ排出させます。
それらの症状を抑えてしまうとかえって風邪が治るまでに時間がかかってしまうのです。

そして、風邪薬にも副作用があり、皮膚がただれる「スティーブンス・ジョンソン症候群」や「中毒性表皮壊死症」を発症し、死亡した人もいます。



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