骨の名称が書いた画像
0

骨格とは、骨の数や役割について

骨格とは、体を支えている硬い支持組織のことです。
骨格は、年齢や個人差によって多少ことなりますが、およそ200個の骨からできています。
体を動かすためには、同時に動かしやすさももっていなければなりません。
そのため、多くの骨からなっているのです。

骨格は、頭蓋骨、脊柱(せきちゅう)、胸郭(きょうかく)、上肢、下肢、に大きく分けられます。
頭蓋骨は15種23個、脊柱は頚椎7、胸郭12、腰椎5、仙椎5、尾椎3~5の計32~34個、胸郭は12対の肋骨と一個の胸骨の計25個、上肢は64個、下肢は62個の骨からなっています。


ひとつひとつの骨は互いに連結されて、脳や内臓を保護したり、筋肉などと連携して運動を行ったりしています。

骨と骨の連結部分を関節といいます。
関節には、動きの必要な可動性の関節と、動きの必要ない不動性の関節がありますが、一般的には可動性の関節のことを関節と呼んでいます。

頭蓋骨は23個の骨からなっていますが、生まれたばかりのころは、骨と骨のすきまがあり、結合組織で連結されています。
成長とともに、骨と骨のすきまは閉じていき、結合部分は「縫合」と呼ばれる、しっかりとした結合になります。

胸郭は心臓や肺を守るように広がっていますが、肋骨と胸骨とはしっかりと固定されているわけではありません。
肋骨の先のほうは軟骨になっていて、それが胸骨につながっているため、呼吸すると肺の動きに合わせて、胸郭も拡張、縮小できるようになっています。

動きが必要ないところでは、骨がくっついています。
代表的なのは、お尻のあたりにある仙骨や尾骨です。

また、骨盤の寛骨(かんこつ)は、生まれたときには腸骨、坐骨、恥骨がそれぞれ分かれていますが、成長とともに結合部分が骨化して、ひとつの骨のようになります。


骨の構造

骨は4つの組織からなっています。
関節内を除いて、骨の周囲は骨膜というものに覆われています。
骨膜は2重になっていて、外骨膜には繊維牙細胞などがあり、内骨膜には骨牙細胞が並んでいます。

骨膜の内側の、無機質が十分に沈着した部分を緻密骨といいます。
緻密骨は、血管や神経が通るハバース管とその周囲に骨細胞の層が円柱状に並んだ骨単位からできています。
骨膜と緻密骨の間には、無数の微細なシャーピー繊維というものでつながれていて、これが骨膜をずれないようにしてくれています。

緻密骨のさらに内側は、スポンジ状の構造をした孔の多い組織になっています。
そのため、海綿骨と呼ばれています。
海綿骨には、ハバース管はあまり存在していません。

骨の中心部は骨髄腔と呼ばれる空洞になっています。
空洞といっても丈夫なうえに軽いのですが、このように空洞になっているのは、海綿骨のすきまから骨髄腔にかけて、造血に不可欠な骨髄がつまっているからです。

骨の成分は、たんぱく質の繊維からなる一種の結合組織と、その繊維間をうめるリン酸カルシウムなどの無機質からできています。
リン酸カルシウムは水酸化してヒドロキシアパタイトという物質になり、たんぱく質繊維に付着する性質があります。
人体内のカルシウムの99%、リンの85%が骨に存在するといわれています。

歳をとると骨折しやすくなる、といいますが、40歳を過ぎたころから骨形成と骨吸収のバランスが崩れて、質量が減少することがあります。
女性に多く見られ、骨がもろくなり、骨折しやすくなってしまうのです。
これを骨粗しょう症といいます。

骨粗しょう症とまでいかなくても、全身のカルシウムが不足すると、骨に蓄えられたカルシウムを取り出すために、破骨が進むこともあります。
そのため、骨の健康維持のためにカルシウムは不可欠なのです。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です