競売で使われる道具の画像
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不動産競売物件とは、競売物件のメリット、デメリット

競売物件のメリット

もし、マンション、あるいは一戸建て住宅を買おうと考えたとき、通常なら広告を見たり、不動産やで物件リストを調べたりして、条件にあった物件があれば、ローンを組むなりして購入することになるでしょう。
そして、売買は、多少の値引きはあったとしても、必ず時価で取引されます。
問屋が物を卸すときのように「卸値」になるということはありませんし、食料品のように大売出しのセール価格ということもありません。

でば、不動産を時価より安い価格で手に入れることは不可能かというとそうではないのです。
そも時価より安い価格で手に入れる唯一の方法が競売で買うことです。
この競売によって売り出される物件の価格は、平均して通常の時価の70~80%程度であり、まさに卸売価格といえるセール商品なのです。

例えば一般の売り出し価格が3000万円のマンションであれば、2500万円程度で手に入れることができるのが競売です。
それに競売は怪しい取引ではなく、裁判所が執り行う、法的に認められている方法なのです。


競売とローン

いくら競売が安く不動産を買えるからといって一括で支払うお金はない、と悩んでしまう人もいるかもしれません。
ですが、競売代金一括納付が原則であったのは昔の話で、平成10年12月からは競売物件でもローンの支払いができるということになっているのです。

つまり不動産会社から売り出されている物件とまったく同じ支払い条件で購入が可能ということです。
また、競売では不動産会社への手数料・報酬等の支払いが一切必要ないというメリットもあります。

競売物件のデメリット

不動産の競売とは読んでのとおり、裁判所が「競わせて売る」ということですから、条件の良い物件は他人とのセリでどちらか高い値をつけたほうが手に入れることになります。
そのため、必ず自分の思っていた条件で思っていた物件が手に入るとは限りません。

また、仮にセリに買って代金を支払うことになっても、「すぐに住めない物件」があります。
不動産の名義はすぐに自分のものになるのですが、競売という特殊性のため、通常の取引とは違い、場合によってはすぐに引渡しを受けることができない物件があります。
その判断ができるように、正しい知識のもとに、事前の十分な調査が必要です。


現在は、不動産の売却が失しされるまでに「内覧日」が設けられ、競売参加希望者は、申し出ることにより、競売物件の内部をみることもできます。
通常の不動産売買であれば、買ったマンションに欠陥があった場合、売主に責任を追及することができますが、競売物件については、制度的に売主である裁判所にその責任を負ってもらうことはできません。
その分、事前の調査はかなり重要になってきます。

あとは、競売に参加するために、あらかじめ保証金を用意しなければいけません。
通常の不動産の売買であれば、物件価格の1割~2割程度の金額を「手付金」として支払うのが普通です。
競売も同じように、その物件の買い受けを希望する人は、物件ごとに決められている「買受申出保証金」という保証金を納める必要があります。
この価格は「最低競売価格」といいます。
額は、裁判所が「これ以下の金額では売らない」と定めた価格の2割とされています。

不動産競売物件とは、なぜ裁判所が不動産を競売で売るのか

なぜ通常の売買より安く買える不動産の競売が開かれるかというと、本来、競売に出される不動産には元々持ち主がいたはずなのですが、その人が不動産を担保に借金をしていて、借金が返せなくなったため、不動産が差し押さえられ、その不動産を競売にてお金に換え、債務の弁済にあてる、という事情があるのです。

そのため、競売に出される物件は安く買えるからと問題があるとか販売者の思惑がある、ということはないのです。



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