猿の画像
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人類の誕生と進化の歴史について

人類が誕生したのは、およそ500万年前のことです。
私たちの住む星、地球が誕生したのは今から約46億年前のことで、最初の生命が誕生したのは約38億年前といわれています。
5.8億年前~5.1億年前には三葉虫など無脊椎動物発生したとされています。
46億年という地球の歴史を考えると、人類の活動期間はまだまだ少ないといえます。
それでも、その間に人類は多くの経験を積み、現在の我々へとたどりついたのです。


チンパンジーなど類人猿と分かれて、直立二足歩行を特徴とする最初の人類、猿人が誕生したのはアフリカだとされています。
類人猿にはみられない大きな特徴は、直立二本足歩行をすることでです。
犬歯が発達していないという特徴もあります。
人類の祖先と思われる化石がアフリカで発見されたのはハクスリーやダーウィンの時代からしばらく後の1920年代でした。

人類の進化は、アウストラロピテクスとよばれる猿人に始ります。
彼らは400万年前、断片的な証拠では500万年前に現われ、150万年目には姿を消してしまいました。
彼らは脳の大きさや歯、あごの形によって4種類に分類されます。
アファレンシス、アフリカヌス、ロブストゥス、ボイジイで、いずれもアフリカの南部、東部で暮らしていたとされます。

その後、180万年前に猿人は原人へと進化し、火や道具、言語を使うようになりました。
さらに20万年前、旧人が登場します。
脳容量は現代人とほぼ同じで、死者の埋葬なども行っていたといいます。
そして10万年前に現れ、6万年前頃アフリカから世界中へ旅立ったのが新人、つまり現生人類です。
5万年前から約1万年前までの時代、現生人類が、広くヨーロッパに住むようにりました。
彼らを、クロマニョン人といいます。


実は、新人に先立ちアフリカを飛び出した原人や旧人もいました。
北京原人やジャワ原人、あるいは旧人のネアンデルタール人などです。
ネアンデルタール人は、新人とは別の系統の人類です。
彼らも自分達なりの文化を持ち、新人よりも大きな脳を持っていましたが、声帯の構造上、言葉を話すことはできませんでした。
彼らはヨーロッパを中心に暮らしていたのですが、原因は不明ですが、いずれも絶滅してしまいました。
現在の我々に繋がる祖先は「最後までアフリカに残り続けてきた種」といわれています。
ただ現在は、現生人類とネアンデルタール人の間の解剖学的な共通点に加え、遺伝学的研究からも両者の間に混血があったという説も浮上しています。

新人は、おのおの向かった土地の環境に合わせた生活を開始しました。
農耕を行い都市をつくり、それらが文明へと発展していったのです。
この過程でコーカソイド、モンゴロイドといった人種の文化が進んだと考えられています。

このような進化の系統が明らかになるきっかけをつくったのが、チャールズ・ダーウィンです。
1831年から5年間、ダーウィンは南米でさまざまな生物を調査しました。
以来、20年以上かけて、生物の種は環境に適応できたものが子孫を残し、そうでないものは淘汰されるという自然選択説を体系化します。
まだ、神が万物を創造したとする「創造説」が絶対だった1859年、「種の期限」を発表し、議論を巻き起こしました。
ですが、後年になって、進化生物学が開花し、アフリカ単一起源説など、人類の歴史が徐々に明らかとなったのです。

人類が誕生する前の歴史を見てみると、1億年から7千万年前に、地球上に最初の霊長類が現れました。
霊長類のなかで最も原始的なサルは原猿類と呼ばれます。
人類の遺伝子
は、霊長類の仲間のチンパンジーやオランウータン等と99パーセント同じだと言われています。



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