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SRIファンド(社会的責任投資ファンド)とは、意味を解説

SRIとは、「Socially Responsible Investment」の頭文字をとったもので、企業がその活動において、企業の社会的責任を果たしているか否かによって、企業を評価・選別し、安定的な収益を目指す投資手法です。

SRIにおいての企業の社会的責任とは、例えばタバコやギャンブル、武器に関連する企業への投資は排除され、代わりに積極的に環境保護に取り組んでいる企業や人種差別を排除している企業など、企業の社会的責任を意識し、実行している企業への投資が選好されます。
米国では全投資額の10%以上を占めるとされていますが、近年、日本においても、SRIの注目度が上がっています。

SRIが日本でも注目されるようになった背景には、東京電力の原発問題への対応やオリンパスの損失隠し、大王製紙の背任事件など、企業の社会的責任を意識させられる事件が多発したことも関係しているでしょう。


SRIファンドとは

このSRIを投資基準としたファンドは、SRIファンドと呼ばれています。

公募SRI投資信託の取引推移を見てみると、金融危機の影響などで、純資産残高は2008年半ば以降、縮小気味ですが、ファンドの本数は、右肩上がりで伸びています。

SRIファンドの代表格は「エコファンド」です。
これは、エコロジー、つまり環境改善に取り組んでいる企業に投資する投資信託商品です。
自然環境保護ファンドやグリーン・オープン、地球温暖化防止関連株ファンドなどが発売されています。
エコファンドを購入し、環境問題に取り組む企業に投資することは、間接的に環境問題の解決に貢献することにもなります。

ユニークなところでは、女性の活躍度を指標に投資するウーマン・ファンドなどもあります。


ちなみに、投資信託の評価・格付けなどの情報を提供する企業であるモーニングスターが国内初の社会的責任投資株価指数である「モーニングスター社会的責任投資株価指数」を算出しています。

これは同社が国内上場公開企業の中から社会性に優れた企業と評価する150社を選定し、その株価を指数化したものです。
興味がある人は、モーニングスター社のホームページにて閲覧することができます。

「モーニングスター社会的責任投資株価指数」と関連するものとして、「Dow Jones Sustainability Asia Pacific Index」「FTSE4Good Global Index」「Ethibel Excellence Investment Register」があります。

「Dow Jones Sustainability Asia Pacific Index」は米国ダウ・ジョーンズ社とスイスのSAM社が共同で開発した指標で、世界各国の大手企業約2,500社の中から、企業の社会的責任について社会、環境、経済の観点から評価し、上位10%以内の企業が選定されています。

「FTSE4Good Global Index」は、英国フィナンシャルタイムズ社とロンドン証券取引所が設立したFTSE社が開発した株価指標で、世界各国の大手企業約2,000社を対象に、サプライチェーンにおける労働基準を含めた社会、環境、倫理面の調査を行い、企業の持続可能性を評価のうえ、同社の基準を満たした企業が選定されています。

「Ethibel Excellence Investment Register」は、ベルギーに拠点を置く非営利組織であるフォーラム・エティベルが運営する投資ユニバースです。 企業の社会的責任の観点で高いパフォーマンスを示す企業が選定されています。



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