乳がんの診断をしてくれる医者の画像
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乳がんになる原因と早期発見するための初期症状とは

乳がんでは毎年およそ1万人が亡くなっています。
しかし、乳がんは、早期に発見し治療をすれば9割以上が完治します。
気になる症状があれば、まずは病院で見てもらうことが大切です。
また、症状がなくてもセルフチェックをしたり、定期健診を受けることは重要です。

もともと乳がんは、先進国、とくに欧米の女性に多い病気で、日本よりもはるかに高率ですが、欧米では減少傾向にあるにもかかわらず、日本では1980年代以降、ずっと乳がんの罹患率は上昇し続けています。

日本で乳がんが増えてきた原因のひとつとして考えられるものに、食生活の変化があります。
日本の伝統的な和食中心の食事が減って、豆、豆製品や海藻、根菜などを食べる機会が減り、一方で洋食が増え、気軽なファーストフードも加わって肉類、とくに動物性脂肪をとる機会が増えました。
女性ホルモンの合成と生成には脂肪組織も関わっていたり、閉経後の肥満は乳がんのリスクを高めることがわかっています。

乳がんの誰もが経験するリスクファクターは年齢です。
乳がんを発症する人の年齢と人数を見ると、30歳から急激なカーブを描いて上昇し、そのピークは45~49歳です。
50代に入ってもその数はじゅうぶん多く、65歳以降に緩やかに減少していきます。
乳がんの罹患数がいまよりも少なかった1985年のデータでも、ピークは45~49歳で、発症しやすい年齢は45~59歳でほぼ一致。
閉経前後のこの時期は、もっとも乳がんに注意すべき年齢といえます。


多くの人が知っているように、乳がんの代表的な初期症状は乳房の「しこり」です。
しかし、しこりそのものは乳腺賞や乳腺繊維腺腫など両性の病気でも見られます。

乳がんのしこりの感触は、さわると、多少弾力性のある軟骨や、消しゴムのような硬さのものが乳房のなかに感じられます。
乳房とともに動くことが普通ですが、動かない肋骨や胸筋と癒着していると固定された感じになります。
とはいうものの、素人の判断や思い込みは危険です。
しこりを見つけたら、専門医の診察を受けましょう。

乳がんでは痛みを感じる例はほとんどありませんが、乳房に痛みを感じて検査した結果、乳がんが見つかることもあります。

また、乳頭からの分泌物にも注意が必要です。
左右両方から母乳状の分泌物が出ている場合はほとんど心配ありません。
ただし、片方の乳頭から血液の混ざったような分泌物が出ている場合は、腫瘍からの出血が考えられます。
しこりがなく、血性乳頭分泌のみであれば超早期がんかもしれません。
そのほかにも、乳頭のただれ、乳房のひきつれ、えくぼ状のへこみ、発赤と腫れなどの症状がでることもあります。

乳がんの診断過程でよく耳にする用語としては、乳房の「しこり」と「石灰化」病変があります。
乳房にできるしこりも石灰化した組織も、それぞれに良性、悪性があり、経験のある専門医がマンモグラフィや超音波などの画像をよく見て判断します。


乳がんになる原因とは

乳がんが発生する直接の原因はまだ解明されていません。
ただし、乳がんの発生と増殖には、女性ホルモンが深く関わっていることがわかってきました。
女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンがあり、乳がんに主に影響するのは、エストロゲンであるといわれています。
たとえば、異常の細胞がひとつ発生しただけならば、それほど危険はありませんが、この細胞ががん細胞であり、分裂を繰り返して増殖することが問題なのです。

乳腺の発達や充実に関わるエストロゲンは、乳腺にできたがん細胞に刺激を与え、がん細胞の増殖を促すと考えられます。
ですから、エストロゲンの影響を受ける機関が長ければ長いほど、乳がんのリスクは高まります。
具体的には「初潮年齢が低い」「閉経年齢が高い」「出産の経験がない」「高齢出産」などの人があてはまります。



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