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ストレッチによる健康効果、正しいストレッチの仕方とコツを解説

筋肉は、動かさずにいたり、同じ姿勢をとり続けたり、疲労がたまったりすると、硬くこわばります。
こうなってしまうと、筋肉が収縮、弛緩して血液を送り出すポンプ作用がスムーズに働かず、血液循環が悪い状態になってしまいます。
さらに血流が滞ると、乳酸の蓄積が進み、周辺組織がどんどん硬くなる、という悪循環に陥ってしまうのです。

ストレッチには、こうした筋肉のこわばりをほぐす効果が認められています。
やわらかくほぐれた筋肉は血液循環が良く、酸素や栄養素が全身くまなく行き渡るようになり、良好なコンディションをつくります。
また、血液には熱を運ぶ作用があるため、冷え性の緩和にも役立ちます。

ストレッチで筋肉がほぐれて体が快適になれば、日常の身体活動もそれだけアクティブになるはずです。
知らず知らず動きが機敏になり、同じだけ動いても疲れにくい体になれるのです。
日常の活動が活発になると、それだけ消費エネルギーも増えるわけですから、ダイエットにもつながります。

また、ストレッチでほぐされるのは、筋肉だけではありません。
筋肉とともに、心の緊張もやわらげられるのです。
寝起きにあくびをしながら行う伸びが気持ちいいのと同じです。

実際、ストレッチでゆっくりと筋肉を伸ばすと、体をリラックスさせる副交感神経の活動が優位になり、心拍数が下がり、気分が落ち着くことが知られています。
このリラックスした状態が、安眠を導き、睡眠の質も向上させるといわれています。


健康効果の高い正しいストレッチの仕方とコツ

ストレッチのやりすぎは痛みを感じ、ストレスになってしまうばかりか、筋肉の破壊につながり、筋肉痛を引き起こしてしまう場合もあります。
特に反動をつけて自分の柔軟性を大きく超えたストレッチは避けましょう。

また、ストレッチをしているときはなるべく筋肉の力を抜いて行うのがコツです。
そのため寝た状態で行うなどなるべくリラックスした状態で行えるようにしましょう。

あと、よくあるのがストレッチ中に息を止めてしまうことです。
これはよくありません。
これでは神経が興奮し、筋肉のリラックスを妨げてしまうため、心身ともにマイナスです。
呼吸は自然にゆっくりと、その際、吐く息を意識して行うといいでしょう。
深い呼吸で鼻から吸い、「フー」と口からゆっくりはいていきます。


そして、ストレッチ前には筋肉を温めておくのがコツです。
筋肉の材質としての伸びやすさは、筋肉の温度にも依存します。
筋肉には、温かいと伸びやすく、冷えると伸びにくくなるという性質があるのです。

そのためストレッチをおこなう際は、事前に軽めの体操で筋肉を動かしてよく温めておくと、筋肉がより伸びやすい状態に導けて効果的です。
お風呂上りも、筋肉が温まっているのでいいでしょう。

入浴によるリラックス効果で筋肉が脱力しやすい状態になっている点も、ストレッチのタイミングとして適しているといえます。

逆に、冷えた筋肉をいきなり強く伸ばすと、筋肉を傷めかねません。
事前に筋肉を動かしてよく温めることで、痛みなく安全に気持ちいいストレッチが行えるはずです。
軽いウォーキングやジョギングをしたり、腕を大きく回したり、脚を屈伸したりするのがストレッチ前の準備たいそうとしておすすめです。

ストレッチの基本動作は、筋肉をリラックスさせて「痛気持ちいい」ところまで伸ばし、その状態で10~20秒静止するという方法です。
はじめは筋肉が伸びている感じがわかるくらいから、体を慣らしていきましょう。



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