登山する山の画像
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ハイキング、登山でのコンパスの必要性と使い方

現在は「電子コンパス」と呼ばれるコンパス機能だけでなく、カレンダー、時計、アラーム、温度、ストップウォッチ等の機能を持った商品もあります。

なぜ山でコンパスが必要か

ハイキングでいうコンパスとは東西南北などの方位を知る「方位磁石」のことです。
いざ野山で迷ってしまったとき便りになるのが地形図とコンパスです。
この2つがあれば、自分の現在地が割り出せるからです。

コンパスの種類にはシンプルで安価なものから、目的地や出発点の情報を保存してナビゲーションをする電子コンパスまでありますが、基本的なコンパスの用途は
「現在位置の確認」
「目的の方向確認」
などです。

登山やアウトドアのベテランは、山頂や開けた場所から見える山、地形などの確認、確定をするときに地形図とともに利用します。


磁針偏差とは

一般的にはほとんど知られていませんが、地図に示されている「北」とコンパスが指す「北」との間にはズレが存在しています。
地図の北を「真北」そしてコンパスが指す北を「磁北」と呼びます。
このズレが「磁針偏差」です。

ですから、地図上の北とコンパスの指す北を単純に合わせても、正確な位置の確認はできません。

磁針偏差は、その場所の経度によって「西」の方へ5~10度ズレていて、誤差は緯度が高くなるほど大きくなります。
偏差の角度は国土地理院の地形図の場合、右欄外に「西偏差8度0分」のような形で示されています。

地形図とコンパスを併用するときは、事前に偏差の修正作業をしておくことが必要です。
角度を測る分度器、直線を引く定規、鉛筆を用意します。

現在地を確認する

コンパスと地形図を使って現在地を確認する方法ですが、コンパスそのものの使い方はメーカーや型によって多少の違いがあり、各製品の取り扱い説明書に使用実例が示されていますから使う前に必ず目を通してください。
また、磁針偏差の修正線を書き入れた地形図が必要です。


現在地の確認手順

1.できるだけ見晴らしのよい場所に立って、視界に見える山頂など大きくはっきりとした目標物を2点以上定めます。
次にそれらが手元の地図上のどれにあたるかを確認します。
例えば、2つの山頂A、Bが見えたら、地図に載せられているA,Bの山を見定めます。

2.コンパスを地図上に置きます。
このとき、あらかじめ地図に引いている磁北線とコンパスの磁針を同じ向きに正確に合わせるように置きます。

3.目標物(山頂A)と磁北線との間にできた角度のズレに従って、Aを起点とした直線を引きます。
ズレの角度の数値そのものを求めるのが目的ではなく、角度は直線を引くための参考数値です。

4.目標物Bについても同じ手順を繰り返します。

5.目標物A、Bを起点とした直線は地形図上で交差します。
交差した点が現在地点を示しています。



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