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政治の豆知識、雑学集

「関係筋」「政府筋」とは

ときどき、新聞記事に「関係筋の話によると」とか「政府筋によると」といった言葉が見られます。
これは具体的には誰を指すのでしょうか?

「筋」というのは、いろいろな事情で氏名や職名を新聞紙上に明らかにできない場合に使われます。

そのうち、まず「政府筋」とは官房副長官であるケースがほとんどです。
日本の官房は広報官のような役割を持っていて、事務系官房副長官の家には政治部記者が毎朝、訪ねて話を聞きます。
それは公式な話ではないため、「政府筋」として記事にされるのです。

また、「政府筋」という場合、官房長官を指す場合もあります。
閣僚の非公式の話でも、政府を代表するような考え方を示した時には、「政府筋」となることがあります。

これに対して「関係筋」はかなりあいまいです。
「情報は送りたいけれど、出所を知られては具合が悪い」ということでできた言葉だけに、いろんな人の発言が「関係筋」の話として紹介されます。
おまけに、出所があいまいだけに、表現もあいまいで、「決定した」「決めた」と言った言葉は使わずに、「方針を固めた」といった表現をすることが多くなっています。


通常国会、臨時国会、特別国会の違いとは

わが国の立法府で、国権の最高機関である国会には、3つの種類があります。

まず通常国会は、憲法第52条により年1回、12月に召集される国会で、開会式は天皇臨席のもと参議院議場で行われます。
おもに予算や関連法案を審議し、会期は150日間です。

次に臨時国会は、憲法第53条によって内閣または各議員の総議員の4分の1の要求があったときに召集される国会です。
外交、予算など緊急を要する重要事項を審議します。
会期は2回まで延長可能です。

そして特別国会は、憲法第54条によって総選挙から30日以内に召集される国会です。
内閣総理大臣の指名などを行い、こちらも2回まで会期延長ができます。

こうした3つの種類の国会で、国の重要な問題が論議されています。

議員バッジの値段とは

バッジを手にする、あるいはバッジを誇示するといえば、なぜか国会議員に当選すること、その権力を見せびらかすことになります。

そこで、このバッジ欲しさに右往左往するなんて人たちも誕生するわけですが、ここでいう「手に入れる」とは、あくまでバッジをつける権利を得るということで、実際に買い求めるだけなら、そう難しいことではないのです。

国会議員のバッジの場合、衆議院のタックピン型が1万5000円、水雷型が1万円、参議院のタックピン型が1万2915円、水雷型で1万3440円となっています。

衆参での値段の差は、衆議院が金メッキ、参議院が金張りという差なのだそうです。
ただ、議員に当選すると全員がタダでもらえるものです。
それなのに、なぜ値段がついているかというと、議員さんでも人の子、落としたりなくしたりする人がいるからで、そのときはこの値段で買わなければいけないわけです。


選挙速報の「当選確実」は本当に確実か

即日開票の衆議院選挙で、テレビの開票速報が始まったと思ったら、とたんに地方区に当選確実のマークがついたりします。
しかも開票率は1パーセント程度でです。

これは、選挙戦の終盤にかけての地元での聞き取り、あるいは世論調査などの結果などで、おおよその予想がつく選挙区があるためです。
各マスコミ、とくにテレビ局とその系列の新聞社が協力しあって、少しでも早く当選の結果を国民に知らせたいという努力の結果であることも確かです。

そのために、最近では投票所の出口で投票してきた人にだれに一票を投じたかを聞き取り調査し、それがサンプルとなって獲得票数の割合を出すという出口調査も一般的になっています。

ただその投票行動にしても、午前中から張り切って出かける人、暇だから行くか程度の人、時間があれば、天気が悪くなければ投票に行くという参加意識の薄い人たちなど、時間帯によって票を集める政党の傾向も異なったりします。

また、投票率の伸びがいいとか、悪いとかいったニュース報道のアナウンス効果によって行動を起こす人がいたり、締め切り時間ギリギリの駆け込み投票で、無党派層の票が流れを変えることだってあるのです。
投票時間の延長も、微妙な影響を及ぼします。

選挙報道番組の当確は、こうした独自調査と、その時点までの開票による票の出方から、投票の推移を予想したものでしかないのです。

「当選確実」報道したあとで、開票の最後に大票田の都市部が残っていて思わぬ票の動きがあり、中継で「バンザイ」をした候補者が土壇場でひっくり返って落選したことが、これまでになかったわけではないのです。



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